ロジャー (カンガルー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 00:22 UTC 版)
ロジャー(2006年 - 2018年12月7日)は、オーストラリア、ノーザンテリトリー生まれの雄のアカカンガルー。隆々とした筋肉でポーズを決めた写真が配信されたことで有名になった。
概要
2006年、オーストラリア、アリススプリングス郊外の道路で母親が交通事故に遭い、お腹のポケットにいた小さなアカカンガルーが保護された。子供のカンガルーは、ロジャーと命名され、アリススプリングスのカンガルー保護施設で順調に成長していった。
やがて成長すると約2m、体重は約90kgの巨躯となり、他の雄を駆逐してハーレムを築くことに成功した。2015年には、金属製の大型バケツを素手で押し潰す写真が配信されたことにより注目を浴び、マッチョなカンガルーとして一躍有名になった[1]。イギリスBBCのテレビ番組『ナショナルジオグラフィック』にて取り上げられたほか[2]、写真は日本のテレビ番組『第17回IPPONグランプリ』(フジテレビ系列2018年5月13日放送)内のお題「写真で一言ルーレット」にも使用された。
2017年にはサンクチュアリのボスを、こちらもロジャーに劣らず筋肉隆々の息子モンティに譲り引退。晩年には、ファンから差し入れられたウサギの大型ぬいぐるみを抱きしめる写真も配信されている[3]。
2018年12月8日、カンガルー保護施設は、ロジャーが7日に老衰で死亡したことをフェイスブックで発表。ロジャーの永眠を伝える動画は約37万回再生され、世界中から2500件ほどの追悼のコメントが寄せられた[4]。
脚注
- ^ “マッチョなカンガルー「ロジャー」死ぬ、バケツ潰す姿で有名に”. CNN (2018年12月11日). 2018年12月15日閲覧。
- ^ “バケツをつぶす超マッチョなカンガルー、そいつの名はロジャー(画像)”. HUFFPOST (2015年6月5日). 2018年12月15日閲覧。
- ^ “ショッピングモールを活性化させるため、あのマッチョなカンガルーロジャー氏の銅像を建てる計画(オーストラリア)”. カラパイア (2017年5月12日). 2018年12月15日閲覧。
- ^ “さよなら、マッチョカンガルー SNSで人気の「ロジャー」永眠”. 共同通信社 (2018年12月12日). 2018年12月15日閲覧。
「ロジャー (カンガルー)」の例文・使い方・用例・文例
- 昨日ロジャース氏とスミス氏の婚約が発表された。
- ロジャーは氷の上で滑って足を痛めた。
- ロジャーは朝から晩まで働いている。
- ロジャーはパーティーが大好きだ。
- こんにちは、ロジャー。とっても元気よ。
- ロジャーは遅まきながらアーネストに追いつこうと最近頑張り始めた.
- ロジャー・マリスが1ゲーム中に4つのホームランを打った際、彼の功績は畏敬の念を抱かせた
- クライアントがそれぞれのセッションの焦点と歩調を測定するカール・ロジャースによって開発された精神療法の方法
- アステアは、ロジャーズと組んだ
- 拡大鏡は、1250年にロジャーベーコンによって発明された
- 米国叙情詩人で、多くのミュージカル・コメディーを合作した(リチャード・ロジャースと最も成功した)(1895年−1960年)
- リチャードロジャーズと共同した米国の作詞家(1895年−1943年)
- スイスのロジャー・フェデラー選手が男子シングルスで優勝した。
- ビーナス・ウィリアムズ選手とロジャー・フェデラー選手がウィンブルドンで優勝
- スイスのロジャー・フェデラー選手が米国のアンディ・ロディック選手を6-2,7-6,6-4で破った。
- 才能のない演出家,ロジャー・デ・ブリー(ゲイリー・ビーチ)がこのミュージカルの演出をするために選ばれる。
- ライラは自由奔(ほん)放(ぽう)なおてんば娘で,いつも自分のダイモンや親友のロジャー(ベン・ウォーカー)と一緒に遊び回っている。
- この試合はカナダのトロントにあるロジャース・センターで行われた。
- 第1シードのラファエル・ナダル選手(スペイン)が第3シードのロジャー・フェデラー選手(スイス)を7-5,7-6,5-7,6-1で破り,2連覇を果たした。
- バーゼルでの決勝で,錦織選手は世界ランク4位のロジャー・フェデラー選手(スイス)にストレート負けし,同大会を2位で終えた。
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