ロクシャキョウギとは? わかりやすく解説

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ろくしゃ‐きょうぎ〔‐ケフギ〕【六者協議】

読み方:ろくしゃきょうぎ

朝鮮半島非核化実現し北東アジア地域の平和と安定維持するために、日本・米国・韓国中国・ロシア北朝鮮の関係6か国が行会合北朝鮮核開発問題対話により平和的に解決することが主な目的2003年6月米中三者協議の後、同年8月日本韓国ロシア加わって六者協議となり、以後断続的に開催されている。六者会合六か国協議

[補説] 北朝鮮1980年代プルトニウム生産可能な黒鉛減速炉寧辺(ヨンビョン)に建造1992年IAEA国際原子力機関)による核査察核兵器開発疑惑表面化すると、NPT核不拡散条約)およびIAEAからの脱退表明するなどしたため緊張感高まった北朝鮮核開発凍結する見返りに、軍事転用が困難とされる軽水炉への転換米韓日などが支援することで合意成立1995年KEDO(ケド)(朝鮮半島エネルギー開発機構)が発足した。しかし、北朝鮮2002年核開発計画存在認め、翌2003年NPTから正式に脱退危機再燃したことから、米中三者協議開催され、六者協議に発展2005年の六者協議で北朝鮮放棄約束したが、その後ミサイル発射実験核実験実施、六者協議への参加拒否離脱表明など、瀬戸際外交繰り返している。なお、日本北朝鮮核開発放棄加え同国による拉致問題など人権問題解決向けて取り組みについても6者協議の場で提起している。




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