ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズの意味・解説 

ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズ(第21連隊)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 09:43 UTC 版)

ロイヤル・スコットランド連隊」の記事における「ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズ(第21連隊)」の解説

マー伯爵連隊(The Earl of Mar's Regiment)(1678) スコッツ・フュージリアーズ(The Scots Fusileers)(1685) ノースブリティッシュ・フュージリアーズ(North British Fusileers)(1707) ロイヤル・ノースブリティッシュ・フュージリアーズ(Royal North British Fusileers)(1712) 第21歩兵連隊又はロイヤル・ノースブリティッシュ・フュージリアーズ(21st Regiment of Foot or Royal North British Fusiliers)(1751) 第21歩兵連隊又はロイヤル・スコッツ・フュージリアーズ(21st Regiment of Foot or Royal Scots Fusiliers)(1877) ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズ(The Royal Scots Fusiliers)(1881) ロイヤル・ハイランド・フュージリアーズ統合(1959)。 1678年、第21マー伯爵Charles Erskine, 21st Earl of Mar)により設立されマー伯爵連隊呼ばれたが、1685年改編されてスコッツ・フュージリアーズとなった17世紀前半ヨーロッパで開発されフリントロック式銃は、従来マッチロック式銃のように火の付いた火縄火種持ち歩く必要がないため、引火性物質近くにあっても安全であり、即時射撃できる状態で負革背負うことも出来ようになった。そのため、行軍の際は大量火薬積んだ馬車押し、敵が現われたら即時応戦する必要がある砲兵段列護衛隊最初に配備され部隊一つだった。この、軽量フリントロック式マスケット銃装備した兵士は、新し種類歩兵フュージリアFusilier)となり、17世紀後半には部隊編成されるようになったフリントロック式銃を優先配備されていた兵種としては、各歩兵連隊中隊として編成され擲弾投擲任務とした擲弾兵があり、彼らも同様に手を空けるために銃を背負い、必要があれば背負った銃を迅速に構えるためることが要求されていた。そのため、フュージリア兵と擲弾兵服装装備似たものとなっていた。 擲弾使われなくなり全軍フリントロック式銃を装備するうになると、ヨーロッパ諸国では”擲弾兵”が精鋭部隊名誉称号となり、フランス等では一般歩兵部隊が”フュージリア”と呼ばれた一方イギリスでは歩兵連隊精鋭中隊を”擲弾兵中隊”とし、1836年以降ヨーロッパ諸国の”擲弾兵連隊”に相当する精鋭部隊名誉称号として、”フュージリア連隊”の名称を与えようになったその様なわけで、フュージリア連隊制服は各連隊擲弾兵中隊と共に、各時代に於ける他のヨーロッパ諸国擲弾兵服装準じて変遷して行った。 スコッツ・フュージリアーズは1685年新編されたロイヤル・フュージリアーズ連隊Royal Regiment of Fusileers)と共にイギリス軍最初に編成された2個のフュージリアーズ連隊一つであり、3個存在した本物”のフュージリア連隊であった1712年にはロイヤル称号受けた。 第21連隊連隊旗

※この「ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズ(第21連隊)」の解説は、「ロイヤル・スコットランド連隊」の解説の一部です。
「ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズ(第21連隊)」を含む「ロイヤル・スコットランド連隊」の記事については、「ロイヤル・スコットランド連隊」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズ」の関連用語

ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロイヤル・スコッツ・フュージリアーズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのロイヤル・スコットランド連隊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS