ロイヤル・ゴージルート
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「デンバー・アンド・リオグランデ・ウェスタン鉄道」の記事における「ロイヤル・ゴージルート」の解説
D&RGはプエブロから西へ向かって建設し、キャニョン・シティ (Cañon City) に1874年に到達した。ロイヤル・ゴージを通り抜ける路線は1880年5月20日にサリダ (Salida) へ到達し、さらに同年レッドビルへ伸びた。サリダから、D&RGは10,845 フィート(3,305 メートル)のマーシャル峠 (Marshall Pass) で大陸分水界を越えて西へ伸ばし、ガニソン (Gunnison) へ1881年8月6日に到達した。ガニソンから路線は、その「世界の景勝路線」 (Scenic Line of the World) の報道で有名なキュアキャンティ・ニードル(Curecanti Needle、細長く突き立った岩)の脇を通る、ガニソン川 (Gunnison River) の渓谷であるブラックキャニオンへと入る。線路はシマロン (Cimarron) からますます険しい渓谷へ入り、セロ峠 (Cerro Summit) を越えてモントローズ (Montrose) へ1882年9月8日に到達した。モントローズからは路線は北へ敷かれ、デルタ (Delta) を経由してグランド・ジャンクション (Grand Junction) へ1883年3月に到達し、これによりソルトレイクシティへ通じるリオグランデ・ウェスタン鉄道と狭軌の大陸横断鉄道の接続を果たした。 プエブロからレッドビルへの路線は、1887年に三線軌条へ更新されて、狭軌と標準軌の両方の運行ができるようになった。 狭軌の支線がクレスティッド・ビュート (Crested Butte)、レイク・シティ (Lake City)、オウレイ (Ouray)、サマーセット (Somerset) へ建設された。
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