レンタルCD・ビデオ店

レンタルCD・ビデオ店は、今大きく変貌しています。インターネット利用や、コミックもレンタルできるようになり大きな注目を集めています。まだ、取扱店は多くありませんが、今後ますます増えていくことでしょう。大手チェーン店TSUTAYA(ツタヤ)などによるインターネットのレンタルサービスは、インターネットで予約注文したDVDやCDが、郵便などで自宅のポストに届くというもの。レンタルで一番面倒なのは、返却期限までに見ることと、見た後の返却。TSUTAYAのオンラインレンタルは、近くの郵便ポストに入れるだけという簡便さが魅力。月一定額で借り放題といったサービスもあり、今後も様々なサービスが展開されることでしょう。
最近、地下鉄の駅に増えてきた自販機型のDVDレンタルを見たことかありませんか。
新作DVDを自動販売機でジュースを買うようにレンタルできるこのDVD自動レンタル機。アスタラビスタ株式会社が運営しているもので操作はタッチパネルで好きなソフトを選んでクレジットカードで読み取らせるだけ。一本を借りるのにかかる時間は約30秒。レンタル機には新作を中心におよそ60作品、200枚程度のDVDを内蔵しています。現在、東京メトロ駅ナカを中心に32カ所で展開中。店に行く余裕のない人でも通勤や通学の途中に手軽に利用できることから、今後も拡大していくのではないでしょうか。
日本映像ソフト協会のレンタルシステム加盟店数は、2007年4月現在、約5200店(転居先不明を除き、実際のビデオレンタル店数とは異なる)。この十年間で、およそ半減しましたが、それは、店舗の複合化など大型化によるもの。売り上げは着実に伸び、06年DVDビデオの「レンタル店用」売り上げは初めて1000億円を超え、1018億円9000万円(前年比121.5%)と大きく伸張しました。また、数量でも2258万6800枚(同140.8%)と金額をさらに上回る成長率を示しており、在庫量の拡張が進むなか、一段と低価格での提供が行われていることがわかります。
(掲載日:2007/05/09)
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