レズリー・アノー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:48 UTC 版)
「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の記事における「レズリー・アノー」の解説
Leslie Arno 声 - 寺島幹夫 シーブック・アノーの父。47歳。金属工学の権威であるが、研究が軍事転用されることを嫌って辞職し、フロンティアIV建設工事の労働者(溶接工)として生活する。口数は少ないが家族を深く愛する人物で、仕事に夢中で家庭をおろそかにする妻モニカについても「彼女の仕事も愛している」と理解を示す。 劇中冒頭で、コロニー外壁での作業中にC・VのMSの侵入を目撃し、同僚とともに退避する。ノーマルスーツのままエレバイクに乗ってコロニー内を走行中にガンタンクを見つけ、シーブックたちと合流。スペース・ボートでの脱出の際に手動でハッチを開けるが、逃げ遅れた子供を発見し港に残る。小説版では、サムのスペース・ボートの操縦が不慣れなために、船外にいたレズリーだけが取り残される。 その後、C・Vへの抵抗運動に参加。小説版によれば、会社命令でコロニーの修理に駆り出された際にC・Vの内通者と接触し、カロッゾがフロンティアIで大量殺戮をおこなう予定であることを知ったためである。式典でカロッゾを狙撃したのも仲間であり、狙撃には反対するが、一部の過激派が大衆の前で殺すことによる宣伝効果を狙ったとされる。式典会場付近にいたのは、狙撃が成功か否かを見届けるためである。そこでC・Vに追われるシーブックを見つけ、ワゴン車に乗せ逃走するが、アンナマリー小隊のエビル・Sによって車を破壊され重傷を負う。その後、ガンダムF91のコックピット内で息を引き取る。小説版では、シーブックや同志の青年とともにスペース・ボートで脱出するが敵MSに見つかり、爆薬で抵抗を試みるもコックピットにビーム・ライフルの直撃を受け、そのビーム粒子で体に無数の穴が開き死亡する。
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