ルアス・クロスシティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 09:03 UTC 版)
開通から13年もの間、市内中心部で2つの路線間は直接乗り継ぐことができず(徒歩での5〜10分ほどの移動が必要)、課題とされていた。 2010年6月、レッドラインとグリーンラインの乗り継ぎを可能にする計画が確定した。しかし、ダブリン市議会は2011年5月20日、計画局(An Bord Plána)に無電柱化を求める歴史的な市内中心部に、架空送電線の設置に懸念を抱いていると述べた。 以下の2路線を計画としていた。 ラインBX:レッド、グリーンラインの市内中心部の接続路線。鉄道調達機関(RPA)は2005年12月に当路線の協議を始めた。2007年3月に、次の路線が発表された。セント・スティーブンス・グリーン - カッレジ・グリーン間は、複線から単線に変わり、ウェストモアランド通り、オコンネル橋、オコンネル通りの西側に沿い、カタール・ブルガ通りまで走る。その後、東に曲がりカタール・ブルガ通りになり、南に曲がりマールボロー通りに沿って進む。ロージー・ハケット橋を渡り、ホウキンズ通りとカレッジ通りに沿って続き、カッレジ・グリーンの複線区域に合流する。 ラインD:市内中心部 - リフィー・ジャンクション間を通る路線。途中、ダブリン工科大学のグランジゴーマンキャンパスを通り、メイヌース鉄道線と接続する。 2011年11月10日、アイルランド政府は2012年から2016年のインフラストラクチャー、資本投資計画で上記の路線を一つにした、ラインBXDを発表した。マールボロー通りとホーキンズ通りを結ぶ、リフィー川を渡る橋の建設工事は2012年4月に開始され、南方面のラインBXDの線路が敷設された。2012年8月3日にラインBXD用の鉄道注文が計画局によって付与された。その後、ラインBXDは、「ルアス・クロスシティ」としてブランド化した。ルアス・クロスシティは、途中レッドラインとの乗り継ぎが可能となるグリーンラインのセント・スティーブンス・グリーンから北ダブリンのブルームブリッジまでの延長のことを指していた。2017年12月9日に開通した。
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