ランリル【ランリル】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6805号 |
登録年月日 | 1998年 10月 27日 | |
農林水産植物の種類 | ガーベラ | |
登録品種の名称及びその読み | ランリル よみ:ランリル |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 10月 28日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ、アントニウス マリア ヴァン ダー ランス | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号、オランダ王国 2675 LB ホンセラースディック ツェットラーン 10 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | アントニウス マリア ヴァン ダー ランス | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の偶発実生どうしを交配して育成されたものであり,花色が明緑黄で,花盤の色が褐,花形が半八重のやや小輪花である。 葉長はやや短,葉幅は狭,葉の切れ込みの程度は浅,葉先の角度は直角,葉縁の形は鈍鋸歯,鋸歯の先端の伸展の程度は小,葉色は濃緑,葉面の毛じの密度は粗,葉柄長はやや短,アントシアニンの着色の程度は弱である。花形は半八重,花容はⅤ型,花径は70~89㎜,舌状花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2704),色の分布は均一,覆輪及び縞の有無は無,裏面の色は浅緑黄(同2904)及び浅黄緑(同3503),花盤の色は褐,舌状花弁の形はⅠ型,断面の形は平,先端の角度はやや鈍,弁先の形は丸,切れ込み数は2,切れ込みの深さは浅,舌状花弁の長さは30~39㎜,幅は10~14㎜,舌状花数は40~69,総苞の高さは低,直径は小,内部総苞葉の形は垂直,アントシアニンの着色の有無は有,花柱上部の色及び柱頭の色は黄,冠毛の色は紫である。花柄の長さは短,断面の形は円,帯化の傾向は有,太さやや細,強さは中,毛じの密度は中,色は緑,基部のアントシアニンの着色の程度は弱,頂部のアントシアニンの着色は無,頂部の総苞片の有無は無である。 「フレシール」と比較して,花形が半八重であること,花容がⅤ型であること,舌状花の表面の色が明緑黄であること,裏面の色が浅緑黄及び浅黄緑であること,花盤の色が褐であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1991年に育成者の温室(オランダ王国)において,育成者所有の偶発実生どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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