ラブリーマム童かざぐるま【ラブリーマムワラベカザグルマ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10296号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | ラブリーマム童かざぐるま よみ:ラブリーマムワラベカザグルマ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統にさじ弁咲混合花粉を交配して育成されたものであり、花は鮮赤味紫色の小輪で、鉢物向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は低である。茎の太さはやや細、色は緑、強さは中、中空の程度は極小、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長はやや短である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは長、葉の先端部分の形は鋭尖、一次欠刻及び表面の色は中、裏面の色は濃、毛じの多少は中、光沢度は強、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさは小、厚みは低、舌状花の重ねは1.5列まで、舌状花数はかなり少である。管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さは小である。花弁の形はさじ弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅は狭、外花弁の表面の色は鮮赤味紫(JHS カラーチャート8906)、裏面の色は明赤味紫(同8905)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「炎かざぐるま」と比較して、葉の先端部分の形が鋭尖であること、たく葉の形が深裂しないこと、外花弁の表面の色が鮮赤味紫であること等で、「巴かざぐるま」と比較して、葉の先端部分の形が鋭尖であること、花弁先端の形が丸いこと、外花弁表面の色が鮮赤味紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、出願者所有の育成系統にさじ弁咲混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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