ライガーの正体について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 19:42 UTC 版)
「獣神サンダー・ライガー」の記事における「ライガーの正体について」の解説
ライガーの正体とされるのは、新日本プロレスに所属していた山田 恵一(やまだ けいいち、1964年11月10日 - )で、当時の週刊プロレスでも山田→ライガーの特集記事が組まれたこともあった[要出典]。しかし、ギミック上はあくまで正体不明であり、ライガーも「山田は死んだ。リバプールの風になった」と発言している。誕生日は11月30日と目にするがこれは間違いで、実際は11月10日生まれである。 一方で、テレビ中継ではデビューの対小林邦昭戦の実況の辻よしなりが「あの山田恵一が獣神ライガーの中に入っているのではないかという」「(浴びせ蹴りを出した後に)骨法炸裂、やはり山田か」などと隠さない姿勢の実況をしていた。その後もしばしば山田の名を出し、1991年のトップ・オブ・ザ・スーパージュニア決勝(対保永昇男戦)では、「山田恵一が獣神サンダー・ライガーになったのは周知の事実」とまで言ってしまっている。試合中にマスクを剥がされて、素顔がむき出しになったこともある。 また、バラエティ番組や対談等における出演の際には紹介されたプロフィールや、自身の経歴として語った若手時代の内容が山田のものだったこともある[要出典]。さらに、2013年12月発売の『G SPIRITS』誌に掲載された小佐野景浩によるインタビューでライガーは、「素顔時代の自分があるから、その後のライガーがあるわけだし、専門誌に"獣神ライガーに生まれ変わります"って素顔で永井豪先生と一緒の写真が掲載されたこともありますからね。本名だって知られてるじゃないですか。隠すものは何もありませんよ」と語った上で、自らの山田時代の活動を回顧しており、ライガーはギミック上ほど正体を隠そうとはしていない。自身のYoutubeチャンネルでは、むしろ「山田恵一」をネタにする場合もある。長州力はずっとライガーの事を「山田」と呼んでおり、マサ斎藤に至っては実況解説の際にライガーの事を「山田」と呼んでおり、ライガー自身も困惑したという。 新日本のLA道場が完成したときに、練習に遅刻した安田忠夫にドン・フライが激怒して乱闘になった際に、山田と思わしき人物が他の選手と共に制止している姿がテレビに映っている[要出典]。 永井側からの発信では、ライガーの中身が山田であることは『永井豪のヴィンテージ漫画館』で明記している。2020年1月5日の引退試合後に行われたライガー・永井が並ぶ記者会見でも永井から「当時の山田選手」という発言があった(ライガーも「もういいだろ?わかってるんだから!」と爆笑しながら語っていた)。
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