ヨークタウン_(ミサイル巡洋艦)とは? わかりやすく解説

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ヨークタウン (ミサイル巡洋艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/01 02:51 UTC 版)

ヨークタウン
基本情報
運用者  アメリカ海軍
艦種 ミサイル巡洋艦
級名 タイコンデロガ級
モットー Victory is our tradition
艦歴
発注 1980年4月28日
起工 1981年10月19日
進水 1983年1月17日
就役 1984年7月4日
退役 2004年12月3日
要目
満載排水量 9,590トン
全長 172.46 m
最大幅 16.76 m
吃水 9.5 m
機関 COGAG方式
主機 LM2500ガスタービンエンジン×4基
推進 スクリュープロペラ×2軸
出力 86,000仏馬力 (63,000 kW)
速力 30ノット (56 km/h) 以上
航続距離 6,000海里 (20kt巡航時)
乗員 358名 (士官33名)
兵装
搭載機 SH-2 LAMPSヘリコプター×2機
FCS
C4ISTAR イージス武器システム (AWS)
レーダー
ソナー
  • AN/SQS-53A/B 艦首装備式
  • 電子戦
    対抗手段
  • AN/SLQ-32電波探知妨害装置
  • Mk.137 6連装デコイ発射機×4基
  • テンプレートを表示

    ヨークタウン(USS Yorktown, DDG-48/CG-48)は、アメリカ海軍ミサイル巡洋艦タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の2番艦。艦名はアメリカ独立戦争ヨークタウンの戦いにちなみ、その名を持つ艦としては5隻目。

    艦歴

    1984年7月4日にバージニア州ヨークタウンで就役した。イージス防衛システムが搭載された艦として、ヨークタウンは各種の耐用試験が繰り返された。

    ヨークタウンの最初の配備は1985年8月から1986年4月まで行われ、その間の活動にはアキレ・ラウロ号事件への対応、2度の黒海哨戒、リビア沖での作戦活動が含まれる。

    1988年、スプルーアンス級駆逐艦カロン英語版」と共に黒海のソビエト連邦領海に侵入し、ソ連海軍クリヴァク型フリゲートベズザトヴェートヌィイ」により体当たり攻撃を受け、ハープーンの発射装置に損害を受けた。

    1996年からアメリカ海軍主導によるスマートシップ・プログラムに参加。

    1997年9月21日バージニア州ケープ・チャールズ沿岸を航行中に、乗組員がデータベースフィールドに0を入力したために艦に搭載されていたRemote Data Base Managerでゼロ除算エラーが発生し、ネットワーク上の全てのマシンのダウンを引き起こし2時間30分にわたって航行不能に陥った。 これは搭載されていたWindows NT 4.0そのものではなくアプリケーションによって引き起こされたものだったが、オペレーティングシステムの選択への批判が続いた[1]

    2004年12月3日に退役した。

    脚注

    1. ^ Slabodkin, Gregory (1998年7月13日). “Software glitches leave Navy Smart Ship dead in the water”. Government Computer News. 2009年6月18日閲覧。

    関連項目

    外部リンク


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