ユーザー主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:13 UTC 版)
2015年にFirefox64ビット版が公開されてからは、速さをアピールするよりも、プライバシー保護やカスタマイズ性といったユーザビリティで本家との差別化を図っている。 ブックマーキングサービスのPocketや、新規タブのスポンサータイルの削除。 ブラウザ内でのトラッキング、テレメトリ情報の収集などの機能を削除。アップデート関連(バージョン・OS)以外の情報を収集しない。Cookie拒否をオプション選択可能。 JavaやSilverlightを含めた64ビットNPAPIプラグインや、署名のない拡張機能をサポート。 Firefoxでは2017年11月リリースのバージョン57(Quantum)以降、WebExtensionsに対応しない旧型拡張機能(レガシーアドオン)を廃止したが、Waterfoxはレガシーアドオンへの対応を継続している。Waterfox 56以降は本家のバージョンアップに追随せず、Firefox ESR 52(法人向け延長サポート版)をもとにセキュリティ更新などを維持しながら、新しいブラウザの開発を行う方針である。この結果、カスタマイズ環境の維持を望むFirefoxユーザーには、WaterfoxやPale Moonが代替ブラウザの候補になった。なお、Firefox公式サイトで配布が終了したレガシーアドオンは、私設アーカイブサイト”Classic Add-ons Archive”から入手可能である。
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