ユニバースの衝突
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:17 UTC 版)
「イルミナティ (マーベル・コミック)」の記事における「ユニバースの衝突」の解説
ブラックパンサーはマーベル・ユニバース全体を揺るがす驚異の存在を知ると元メンバーのブラックボルトを含むイルミナティを呼び寄せた。また後にアベンジャーズとX-MENの戦争の際に死亡したプロフェッサーXに代わってミュータントの科学者のビーストが新たに加わった。会議の前、ブラックパンサーは以前にワカンダの民数千人を死亡させてしまったネイモアを個人的に呼び出し、この事件が解決した後には彼を殺害すると宣言した。 議論の末、キャプテン・アメリカは以前に集めたインフィニティ・ガントレットを使用してユニバース同士の衝突現象を食い止めようとする。しかしながらその過程で5つのインフィニティ・ジェムは砕け散り、残り1つのタイム・ジェムは何処かへと消失してしまう。その後イルミナティが自身らの地球を救うために世界破壊兵器を作り上げてその使用を検討し始めると、唯一キャプテン・アメリカだけが反対の姿勢を見せた。キャプテン・アメリカの考えはアイアンマンによって予想されており、事前に準備していたドクター・ストレンジの魔術によって彼はイルミナティ関係の記憶を消去されて追放された。 その後もユニバース同士の衝突現象「インカージョン」は続き、イルミナティはグレート・ソサエティというヒーローチームが住む地球と直面した。グレイト・ソサエティとの戦いの後、ブラックパンサーは反物質爆弾で彼らの世界の破壊を試みるが、結局は大量殺人を犯すことができないと考え、思いとどまった。しかしながらその直後、ネイモアが爆弾のスイッチを奪い取って起動し、結果、彼はイルミナティを追放となった。その後ネイモアはインカージョン対策のためにヴィランを集めて新たなカバル(英語版)を結成し、平行世界の破壊を続けた。 「オリジナル・シン(英語版)」事件の際、ウォッチャーのウアトゥが殺害され、彼の眼球を掲げたオーブ(英語版)によって数々の秘密が暴露されると、キャプテン・アメリカはイルミナティを追放されたことを思い出した。キャプテン・アメリカとアベンジャーズがタイム・ジェムによって未来に飛ばされた後、キャプテン・アメリカはイルミナティが逮捕されるだろうと発表した。 カバルは地球を守るという目的は達していたものの、ネイモアはそのためにヴィランたちが繰り広げる虐殺行為を目の当たりにし、精神的に疲労していた。彼はイルミナティと手を組み、カバルが次の地球を破壊する際に彼らを倒そうと考えるが、ブラックパンサーとブラックボルトによってカバル共々置き去りにされた。
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