ユダヤ教の聖書とは? わかりやすく解説

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ユダヤ教の聖書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 01:12 UTC 版)

聖書」の記事における「ユダヤ教の聖書」の解説

詳細は「ヘブライ語聖書」を参照 ユダヤ教において、聖書とは、紀元前4世紀までに書かれヘブライ語およびアラム語文書群。全24巻から成り立ち律法トーラー : Torah ヘブル語 תּוֹרָה )、 預言者(ネビイーム : Nevi'im ヘブル語 נְבִיאִים )、諸書(ケトゥビーム : Ketuvim ヘブル語 כְּתוּבִים )に分類され3つの頭文字TNKをとり、タナハ (Tanakh ヘブル語 תַּנַךְ) と呼ばれる律法呼ばれる文書モーセ五書)をに、預言書(神からの啓示である預言記述)および歴史書諸書呼ばれる詩や知恵文学加えたものをさす。キリスト教でいう旧約聖書内容同一であるが書簡並び順異なる。紀元前4世紀ごろには、この文書群が、「聖書」つまり統一され1つ書物として認識されるようになった現存する最古写本紀元前1世紀書かれとされる死海写本含まれている。 紀元前4世紀頃から、ギリシア語訳が作られるようになった有名なものにアレクサンドリア編纂された七十人訳聖書がある。 現在、正典とされるものの範囲1世紀末のヤムニア会議確定された。正典とされる書物範囲は本来慣習により多く固定されていなかったが、エルサレム神殿崩壊ののち、ユダヤ教キリスト教対す民族的宗教的結束を図る動きがあり、ヘブライ語アラム語アラマイ語)の原典存在知られいたもののみを聖書正典定めた正典から除外されたものを、外典偽典と呼ぶ。16世紀キリスト教プロテスタント諸派が、このときユダヤ教聖典としていた文書群範囲採用しキリスト教にとっての旧約聖書であるとしている。

※この「ユダヤ教の聖書」の解説は、「聖書」の解説の一部です。
「ユダヤ教の聖書」を含む「聖書」の記事については、「聖書」の概要を参照ください。

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