雪国舞7号【ユキグニマイ7ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9114号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | まいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 雪国舞7号 よみ:ユキグニマイ7ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社雪国まいたけ | |
品種登録者の住所 | 新潟県南魚沼郡六日町大字余川89番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小島陽光、西堀耕三、大平安夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(新潟県南魚沼郡産)の子実体を組織分離して育成されたものであり、菌さんの表面の色が褐色で中葉、中肉の空調栽培向き品種である。菌糸の寒天培地上の最適生長温度は28℃、菌叢の色の有無は無、表面の形状は島嶼状、周縁部の形状は整一、厚さ及び密度は普通である。菌床の被膜の形成は多、被膜の色の有無は有、種菌接種から子実体発生までの期間は71日以上、生長最適温度は18~21℃である。菌さんの大きさは中、厚さは普通、断面の形状は2型、表面の色は褐色、環紋は3型、毛は少である。管孔の孔口断面の凹凸は無、管孔発達の部位は3型である。菌柄断面の形態は2型である。「森M51号」と比較して、種菌接種から子実体発生までの期間が長いこと、菌さんが厚いこと等で、「まいたけ3号」(神子種菌)と比較して、寒天培地上の最適生長温度が高いこと、菌床の被膜の形成が多いこと等で区別性が認められる。なお、「森M51号」及び「まいたけ3号」(神子種菌)との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の施設(新潟県南魚沼郡大和町)において、野生種(新潟県南魚沼郡産)の子実体を組織分離し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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