モハ310形 (316 - 320)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 13:40 UTC 版)
「北陸鉄道金沢市内線」の記事における「モハ310形 (316 - 320)」の解説
5両に導入された半鋼製単車で、長さ8.8メートル・幅2.23メートルはモハ300形と同じだが定員が40人と少ない。元は1947年より松金線で使用されていたモハ600形 (601 - 605)。前歴をさかのぼると1925年に三重県の朝熊登山鉄道が導入した車両であり、これが名古屋市電経由で北陸鉄道に転入してきた。1953年(昭和28年)に5両とも車体幅を詰めモハ30形から転用した台車・電装品に振り替えるなどの改造が加えられ、松金線から市内線へ転属した。この車両は書類上では機器を提供したモハ30形の改造扱いとされており、モハ600形側は廃車手続きがとられている。
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