モハ31形の電装解除
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 06:54 UTC 版)
「国鉄31系電車」の記事における「モハ31形の電装解除」の解説
省電は、戦中戦後の酷使により荒廃し、多くの不可動車を出していたが、1948年10月から1949年(昭和24年)9月にかけて、モハ31形の一部を電装解除して制御車とするとともに、使用可能な電気部品を大型車の修繕用に振り向けることとした。これにより、5両が電装解除されている。 電装解除された車両は、形式番号を変更しないまま、記号を「クモハ」(クは左上に小書き)としていたが、モハ31形の制御車代用では運用上好ましくないことから、1949年10月、正式にクハ38形へ編入し、38200 - 38204に改番された。台車はオリジナル車のTR23に対して、本グループは釣合梁式のTR22(DT11)のままであり、容易に見分けがつく。番号の新旧対照は、次のとおりである。 31026 → 38200 ? 31003 → 38201 汽車 31034 → 38202 ? 31039 → 38203 東急 31054 → 38204 東急
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