モチェ文化とは?

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モチェ文化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/16 07:34 UTC 版)

モチェ文化(モチェぶんか;Moche)は、ペルー北海岸にそそぐモチェ川から名称をとられた紀元前後からA.D.700頃まで繁栄したインカに先行するプレ・インカと呼ばれる高度な文化のひとつである。「モチーカ」と呼ばれることも多いが研究者の間では、スペイン人到着時に北海岸の住民が話していた言葉(ムチック語)の名称ということで避ける傾向が強い。モチェは、美しく彩色され、写実的に人面、動物、作物などを象った鐙型注口土器黄金トゥンバガ(金、銀、銅、砒素の低カラット合金)細工などのすばらしい副葬品で知られる。モチェ文化が繁栄したのは、モチェ川のほか、その北方を流れるラ・レチェ川流域から南は中部海岸のワルメイ川流域までの500kmの範囲に及んで、一つか二つの谷にまたがるいくつかの国家[1][2]の形態をなしていたと考えられている。




  1. ^ 首長制なのか君主制なのか厳密な定義が難しいので研究者間ではしばしば「政体」 (Policy) と呼ばれる)。
  2. ^ その地域の統一的な国家ではなく、宗教イデオロギーや宗教芸術を共有したと考えられる。ただし、モチェⅣ期の600年頃、統一的な国家が成立したと考える研究者もいる。増田義郎「先スペイン期の南アメリカ」26ページ(増田義郎編『新版世界各国史26 ラテン・アメリカ史Ⅱ 南アメリカ』山川出版社)


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