ムクゲコノハとは? わかりやすく解説

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尨毛木葉

読み方:ムクゲコノハ(mukugekonoha)

ヤガ科のガ

学名 Lagoptera juno


尨毛木葉蛾

読み方:ムクゲコノハ(mukugekonoha)

ヤガ科のガ

学名 Lagoptera juno


ムクゲコノハ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 23:58 UTC 版)

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ムクゲコノハ
ムクゲコノハ成虫, インド
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
: ヤガ科 Noctuidae
亜科 : シタバガ亜科 Catocalinae
: Thyas
: ムクゲコノハ T. juno
学名
Thyas juno (Dalman, 1823)
シノニム

Noctua juno Dalman, 1823
Ophideres elegans Hoeven, 1840
Lagoptera multicolor 1852
Thyas bella Bremer et Grey, 1853
Dermaleipa juno ceramensis Prout, 1922
Dermaleipa juno f. renalis Bryk, 1948

ムクゲコノハThyas juno)は、チョウ目ヤガ科Noctuidae) シタバガ亜科(Catocalinae)の大型の

特徴

大型の美しいヤガの一種。開張は 85-90mm。成虫の出現時期は、4月 - 9月で、日本各地では普通に見られる。幼虫の発生は、6月8月の2回に分かれているといわれる。前翅は諧調のある褐色、後翅は黒色にぼかし状の薄紫色を放射状に散らし、後端は鮮やかな-薄紅色が特徴的。オスの前翅の前縁の特徴として基半部で強く膨出が見られ、また後翅の内縁には長い毛束がある。

夜間に活動するが、雑木林樹液を目指し飛来し、ミカン類、リンゴナシモモなどの果実も好むため、これらに食害を与えることもある。

幼虫はブナ科コナラ属コナラクルミ科オニグルミサワグルミクヌギブナ科クリ属クリなどを主食とする。幼虫は成長とともに多少の色彩の変化があり、腹部5節の背面の青く円い斑紋が特徴であり、判別の材料とする。日中は通常、樹幹などに潜んでいる。

分布

ほぼ日本全国、北海道本州伊豆諸島八丈島四国九州対馬屋久島沖縄本島沖縄諸島西表島中国台湾朝鮮インド

外部リンク

みんなで作る蛾類図鑑 - ムクゲコノハ Thyas juno (Dalman, 1823)




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