ミ1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 17:05 UTC 版)
美濃電気軌道が最初に導入した散水車で、1920年(大正9年)に名古屋電車製作所で製造された。シーメンス製電装品を搭載し、美濃電ではS形撒水車1号と称された。名鉄発足後、1941年(昭和16年)にミ1(水1)に改番される。主に岐阜市内線、美濃町線で運用されたが、鉄道線の鏡島線でも運用されたという。 太平洋戦争の空襲で焼失後、1952年(昭和27年)5月に復旧。1954年(昭和29年)9月に集電装置をトロリーポールからビューゲルに換装した。道路舗装が行き届いたことで役目を終え、1957年(昭和32年)10月に廃車となる。名古屋鉄道で最後の散水車であった。
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