ミ250形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 14:09 UTC 版)
1927年(昭和2年)1月中旬に廃車となった5400形蒸気機関車の炭水車を種車として11 t積み水運車5両が鷹取工場にて製作された。形式名はミ370形と定められたが、1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正によりミ250形(ミ370 - ミ374→ミ250 - ミ254)に変更された。落成後全車神戸鉄道局に配属された。 本形式と同じ5400形蒸気機関車の炭水車を種車に同年4月にミ375形ミ375(後のミ170形ミ189)が製作されたがこちらは10 t積みであるところが異なる。 塗色は、黒であり、寸法関係は全長は5,996 mm、全幅は2,286 mm、全高は2,630 mm、軸距は1,486 mm+1,486 mm、自重は10.0 t - 10.6 t、換算両数は積車2.2、空車1.0である。 1953年(昭和28年)9月2日に最後まで在籍したミ250が廃車となり同時に形式消滅となった。
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