ミ170形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 14:09 UTC 版)
1925年(大正14年)から1927年(昭和2年)11月にかけて廃車となった蒸気機関車の三軸炭水車を種車として10 t積み水運車が6形式(ミ335形、ミ340形、ミ350形、ミ360形、ミ375形、ミ385形)製作された。製造所は苗穂工場、小倉工場、名古屋工場、金沢工場、土崎工場の5か所であった。種車はいずれも三軸炭水車であるがその大きさはまちまちである。 形式名は1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正によりミ170形(ミ170 - ミ176、ミ180 - ミ195)に改名の上統合された。この際何故かミ177 - ミ179が欠番である。 塗色は、黒であり、寸法関係は種車により違いがあるが一例として全長は5,721 mm、全幅は2,356 mm、全高は2,902 mm、軸距は1,499 mm + 1,499 mm、自重は11.1 t、換算両数は積車2.0、空車1.0である。 1956年(昭和31年)7月20日に最後まで在籍したミ189が廃車となり同時に形式消滅となった。
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