ミリーム【ミリーム】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10278号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | ミリーム よみ:ミリーム |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 6月 21日 | |
品種登録者の名称 | 加藤藤人 | |
品種登録者の住所 | 長野県佐久市長土呂1354-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 加藤藤人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、小菊在来種の自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色のやや小輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は緑、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや短、基部の形は凸、一次欠刻は深、葉の表面の色は淡、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数はかなり少、管状花数はやや多、長さはやや小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は鮮紫ピンク(JHS カラーチャート9505)の地色に紫ピンク(同9503)の爪斑が入る、裏面の色は紫ピンク(同9503)、舌状花表面の色の分布状態は爪斑、外花弁の角度は平、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは小、総ほうの大きさはやや小、花首の太さはかなり細、長さは極短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「ポニー」と比較して、葉の基部の形が凸であること、外花弁の表面の色が鮮紫ピンクの地色に紫ピンクの爪斑が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者のほ場(長野県佐久市)において、小菊在来種の自然交雑実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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