みやぎVS1号【ミヤギVS1ゴウ】(野菜)
![]() | 登録番号 | 第6922号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | みやぎVS1号 よみ:ミヤギVS1ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 10月 30日 | |
品種登録者の名称 | 宮城県 | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 庄子孝一 遠藤柳子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「Pajaro」に「盛岡16号」を交配して育成されたものであり,果形が球円錐で,糖度が高く,日持ちの良い露地栽培向きの品種である。 草姿は中間,草勢及び草丈は中,分げつの多少は少,ランナー数は中である。葉色は濃緑,葉の形状は上に湾曲,厚さは中,葉数はやや少,葉柄の太さはやや太である。果皮の色は鮮紅,果形は球円錘,果実の大きさは中,果肉色は淡紅,果心の色は淡赤,果実の光沢は良,溝はかなり少である。花の大きさは中,花弁の色は白,花房当りの花数はやや少,花柄の太さ及び花柄長は中である。果実の硬さは硬,無種子帯はほとんどなし,そう果の落ち込みは落ち込み小,そう果のアントシアニン着色,そう果数及び果実の香りは中である。季性は一季成,開花始期及び成熟期は極晩,開花位置は葉より下,休眠性は極長,可溶性固形分含量は高,酸度はやや高,日持ちは長である。 「盛岡16号」と比較して,果形が球円錐であること,果肉色が淡紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に宮城県農業センター(宮城県名取市)において,「Pajaro」に「盛岡16号」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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