ミャンマー国鉄への譲渡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 10:27 UTC 版)
「JR北海道キハ141系気動車」の記事における「ミャンマー国鉄への譲渡」の解説
2012年(平成24年)6月1日・10月27日の札沼線電化によって廃車となったキハ141形・キハ142形の大半はミャンマー国鉄へ譲渡された。 2012年(平成24年)6月20日付で4両(キハ141-7、キハ141-8、キハ142-7、キハ142-8)、同21日付で4両(キハ141-9、キハ141-10、キハ142-9、キハ142-10)、同年7月6日付で4両(キハ141-11、キハ141-12、キハ142-11、キハ142-12)がそれぞれ車籍を抹消され、合計12両が札幌貨物ターミナル駅から日本貨物鉄道(JR貨物)東室蘭駅を経て陣屋町駅へ甲種輸送された。 同年11月14日付で4両(キハ141-2、キハ141-3、キハ142-2、キハ142-3)、同22日付で4両(キハ141-4、キハ141-5、キハ141-6、キハ142-4)、同年12月5日付で2両(キハ141-13、キハ142-13)がそれぞれ車籍を抹消され、合計10両が札幌貨物ターミナル駅からJR貨物東室蘭駅へ甲種輸送された。 2013年(平成25年)1月から試験走行を行ったうえで、同年8月時点では首都ネピドーと古都ピイを約11時間かけて結ぶ昼行列車に充当されている。車内設備や塗装はJR北海道在籍時とほぼ同じだが、改軌、屋根上の通風器・無線アンテナおよびホイッスルカバーの撤去、客扉部へのステップおよび手すりの増設などの改造が施工されている。また、サボ受けの「学園都市線」と書かれたステッカーや旧形式表記などは車両により存置・撤去状況に差がある。 改番は以下の通り。 キハ141-10, 11→RBE2585, RBE2586 キハ142-10, 11→RBE5047, RBE5048
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