キハ141形
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「JR北海道キハ141系気動車」の記事における「キハ141形」の解説
1990年(平成2年)から1993年(平成5年)にかけて14両 (1 - 14) が製作された。駆動用機関はキハ33形気動車と同様に直列6気筒ディーゼル機関 DMF13HS形 (250 PS / 2,000 rpm) が採用され、キハ141形では1基を搭載する。液体変速機はTC2A形およびDF115A形、台車は動台車がコイルばね式のDT22A形、付随台車がTR51A形と、それぞれキハ56系気動車の廃車発生品を流用している。最高速度は95 km/h である。 運転台は札沼線での札幌方を向いており、原則としてキハ142形の同一番号の車両と連結して運用される。運転台側の客用扉直後にトイレが設置されている。冷房装置は搭載されていない。 キハ141-1は先行試作車で、1992年(平成4年)に苗穂工場で量産化改造が行われた。 改番照合表 形式車両番号種車改造所落成日除籍日処遇キハ141形キハ141-1 オハフ51 44 釧路運輸車両所 1990年03月13日 2005年03月 廃車 キハ141-2 オハフ51 11 苗穂工場 1991年03月29日 2012年11月14日 ミャンマーへ譲渡 キハ141-3 オハフ51 46 釧路運輸車両所 1991年03月28日 キハ141-4 オハフ51 16 1991年09月23日 2012年11月22日 ミャンマーへ譲渡 キハ141-5 オハフ51 53 1991年12月20日 キハ141-6 オハフ51 1 1992年03月17日 キハ141-7 オハフ51 47 苗穂工場 1992年02月08日 2012年06月20日 ミャンマーへ譲渡 キハ141-8 オハフ51 49 1992年02月16日 キハ141-9 オハフ51 48 釧路運輸車両所 1992年07月10日 2012年06月21日 ミャンマーへ譲渡 キハ141-10 オハフ51 55 1992年09月26日 キハ141-11 オハフ51 12 1993年02月02日 2012年07月06日 ミャンマーへ譲渡 キハ141-12 オハフ51 2 苗穂工場 1993年01月31日 キハ141-13 オハフ51 5 1993年02月21日 2012年12月05日 ミャンマーへ譲渡 キハ141-14 オハフ51 23 釧路運輸車両所 1993年06月23日 2012年06月11日 廃車
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