キサハ144形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 10:27 UTC 版)
「JR北海道キハ141系気動車」の記事における「キサハ144形」の解説
1994年(平成6年)に4両 (101 - 103・151) が製作された。運転台は装備せず、駆動用エンジンも搭載しない付随車である。台車はキハ27形またはキハ46形気動車の廃車発生品から付随台車(TR51 形)を使用している。動力を持たないため、当初はキハ141形およびキハ142形、後にキハ143形の中間に連結して運用された。 改造当初は、キサハ144-151にトイレが残されていたが、1995年(平成7年)に苗穂工場でトイレを撤去し、キサハ144-104に改番されている。当初は全車両が非冷房であったが、2001年(平成13年)にN-AU26冷房装置が搭載され、電源供給用の発電用エンジンを床下に搭載している。 改番照合表 形式車両番号種車改造所落成日除籍日処遇キサハ144形キサハ144-101 オハフ51 7 苗穂工場 1994年03月25日 2012年11月28日 JR東日本へ譲渡 キサハ144-102 オハフ51 9 1994年03月24日 2012年10月31日 廃車 キサハ144-103 オハフ51 10 1994年03月29日 2012年11月28日 JR東日本へ譲渡 キサハ144-104 キサハ144-151 1995年08月16日 2012年10月31日 廃車 キサハ144-151 オハフ51 33 1994年03月31日 1995年08月16日 キサハ144-104に改造
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