ミニ UZI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:21 UTC 版)
Mini UZI。イスラエル警察の要請で設計された、携行性を重視して銃身を切り詰めるなどの小型化を図ったUZIの派生型。1984年完成。もともと全長の短いUZIをさらに短くしているため、ボルトの後退量がかなり少なく、リコイルスプリングも強化せざるを得ないため、フルオートでの連射速度が毎分950発と非常に速くなっており、フルオート射撃の制御が容易ではない。そのため、銃口上部はできる限り連射時の反動を抑えるためにガスポートが設けられている。また、ストックをスチールワイヤ型へ変更している。このストックは、折りたたまれた状態ではパットプレート部分をフォアグリップの代用として利用することができる。 オプションとして、命中精度の向上を目的にオープンボルトからクローズドボルトへ変更された製品が製造されている他、2005年にはボルトのコッキングハンドルをレシーバー左側面に移動させることで照準器の装着を容易にしているモデルも発表されている。 同サイズの機関拳銃の比較9mm機関けん銃PP-2000CBJ-MSM10ミニ UZITMP画像 使用弾薬9mmパラベラム弾 9mmパラベラム弾.45ACP弾 9mmパラベラム弾 9mmパラベラム弾.45ACP弾 装弾数25発 20/44発 20・30発・100発 32発(9mm)・30発・40発(.45) 20発 15・30発 銃身長120 mm 182 mm 200 mm 146 mm 197 mm 130 mm 全長339 mm 340 mm/555 mm 363 mm/565 mm 296 mm/548 mm 360 mm/600 mm 282 mm 重量2.8 kg 1.5 kg 2.8 kg 2.85 kg 2.7 kg 1.3 kg 発射速度1,185発/分 600-800発/分 700発/分 1,090発/分 950発/分 850 – 900発/分
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