ミナミアワハルカチュラサン【ミナミアワハルカチュラサン】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第12360号 |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ミナミアワハルカチュラサン よみ:ミナミアワハルカチュラサン |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 11月 9日 | |
品種登録者の名称 | 尾崎貴徳 | |
品種登録者の住所 | 徳島県海部郡宍喰町久保板取176番地の1南海ハイツ103号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 尾崎貴徳 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「グレートフラワー・スカーレット」に「シーサイド・クラウンプリンセス」の変異株を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが黄白の地色に穏紫ピンク色のぼかしが入る、リップは円形で黄白の地色に紫赤色の斑点が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は円形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は51~70㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は15~30度、先端の角度は0~30度、葉の長さは45~75㎝、幅は21~30㎜、葉色は緑、葉数は10~12枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは12~15㎜、長さは50~80㎝、色は緑、抽出の方向は斜上である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径は81~100㎜、縦径は61~80㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は長ひし形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は切形、周縁の反転は無、波打ちは中である。全体的な花色は白系、花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2701)の地色に穏紫ピンク(同9712)のぼかしが入る、リップは黄白(同2701)の地色に紫赤(同9714)の斑点が入る。花の香りは無、開花期は冬である。「ラッキーフラワー・あんみつ姫」及び「シーサイド・クラウンプリンセス」と比較して、セパルのぼかしの色が穏紫ピンクであること、ペタルにぼかしのみが入ること、リップの斑点の色が紫赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者の温室(徳島県海部郡宍喰町)において、「グレートフラワー・スカーレット」に「シーサイド・クラウンプリンセス」の変異株を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- ミナミアワハルカチュラサンのページへのリンク