マークI~III(1945年 - 1951年)
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「ハンバー・スーパー・スナイプ」の記事における「マークI~III(1945年 - 1951年)」の解説
スーパー・スナイプは1946年に生産が再開され、改良を重ねながら1951年まで継続生産された。「輸出か死か」と言われた戦後イギリスの外貨不足から、輸出にも力が入れられた。 1946年登場のマークIの生産台数は3,909台で、戦前型と内容はほぼ同じであり、2,731 ccの「スナイプ」も存在した。 1948年にはマークIIとなり、ヘッドランプがフロントフェンダー内に一体化され、横置きリーフスプリングの前輪独立懸架となった。戦後は4ドアセダンのみとなっていた車体形式も、ファクトリー製のエステート、ティックフォード製の2ドアドロップヘッドクーペも選択可能となった。マークIIは8,361台生産された。 マークIIIは1950年に登場し、8703台が生産された。外観上はマークIIと余り変わらなかったが、後輪サスペンションにパナールロッドが追加されて走行安定性が改善された。当時のザ・モーター誌のロードテストでは最高速度131.3 km/h、0 - 60マイル毎時加速19.1秒という、当時としてはまずまずの性能を示した。
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