まほろばレッドパープル【マホロバレッドパープル】(草花類)
![]() | 登録番号 | 第6838号 |
登録年月日 | 1998年 10月 27日 | |
農林水産植物の種類 | フリージア | |
登録品種の名称及びその読み | まほろばレッドパープル よみ:マホロバレッドパープル | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 10月 28日 | |
品種登録者の名称 | 奈良県 | |
品種登録者の住所 | 奈良県奈良市登大路町 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 渡辺寛之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,ドイツ連邦共和国から購入した「ロイヤルクラウン」の選抜系統どうしを交配して育成されたものであり,花は先端部が鮮赤紫色,喉部が紫白色の一重咲カップ形で,大輪の切花向き品種である。 草型は横開,茎のねじれは有,太さは中,長さは長,分枝性は中である。葉の長さはやや長,幅は広,色は濃緑,数は中である。花の重ねは一重,花形はカップ形,花径は大,長さは中,花被の形は三角形,花弁の展開度は中,外花被の形は広楕円形,内花被の形は円形である。花の色(先端部)は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207),花弁の着色の幅は中,地の色(喉部)は紫白(同8601),斑紋の大きさは中,色は鮮橙黄(同2205),条線の有無ならびに程度は多,花穂の長さは長,形はⅡ型,花の数は多である。花糸上部の色は白,葯の色は紫,柱頭の先端の形は1回分岐型,色は紫,開花の早晩性は中である。 「ロサノバ」と比較して,茎のねじれがあること,外花被の形が広楕円形であること,花弁の条線が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に出願者のほ場(奈良県宇陀郡榛原町)において,ドイツ連邦共和国から購入した「ロイヤルクラウン」の選抜系統どうしを交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- まほろばレッドパープルのページへのリンク