マッカーシーへの支持
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 02:45 UTC 版)
「ジョセフ・マッカーシー」の記事における「マッカーシーへの支持」の解説
しかし、その後もマッカーシーを擁護する議員も存在した。同じカトリック信者で同僚議員としてマッカーシーと関係が好かったものの、民主党の方針でマッカーシーの譴責決議案に賛成票を投じざるをえなかったジョン・F・ケネディは、「かねてから必要とされていた手術を受ける」ことを口実に投票を棄権している。 なお、後世に良く言われるように「上院の譴責決議の前にマッカーシーが大衆の人気を失っていた」という報道は事実に反している。マローの番組をはじめとするマッカーシーへのバッシングがピークに達し、上院の譴責決議まであと数ヶ月という時のギャラップ世論調査では、マッカーシーの行動への支持率は50%、不支持率は29%だった。1950年から1954年(マッカーシーの反共運動期間)にかけての同調査では、カトリックのマッカーシー支持者が56%、不支持者が29%、プロテスタントの支持者は45%、不支持者は36%であった。
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