ポスト安倍政権(2020年~)
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「日本とイランの関係」の記事における「ポスト安倍政権(2020年~)」の解説
2020年9月16日、辞任した安倍首相に代わって菅義偉が第99代内閣総理大臣に就任した。翌17日、ロウハーニー大統領が菅首相にメッセージを寄せて、菅の内閣総理大臣就任を祝福すると共に日本とイランの関係を強化した安倍前首相の功績を讃え、引き続き両国の友好関係や各分野での相互提携を深められるよう期待を祈念した。 イラン暦で1400年という節目の年に当たる2021年の6月18日にイランで大統領選挙(ペルシア語版、英語版)が執行され、開票の結果、エブラーヒーム・ライースィー候補が次期大統領に選出された。3日遅れの同月21日、吉田朋之外務報道官がイラン大統領選について談話を発出したが、2017年のロウハーニー大統領再選の際に安倍首相および岸田外相が異口同音に「心から祝意を表します。」と再選を祝賀したのとは対照的に、今次の吉田外務報道官談話では来たるライースィー政権に対して「中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向け、建設的な役割を果たしていくことを期待します。」と述べるに止まり、ライースィー候補の当選について祝意を表明しなかった。また、菅義偉首相と茂木敏充外相は、ライースィーが大統領に就任するまで彼に祝辞を送っていない。 2021年8月5日、ライースィーの大統領就任を受けて菅義偉首相が祝辞を発出した。茂木敏充外相は中東歴訪に際して同月22日にイランを訪問し、新任大統領のライースィーと会談している。
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