ポスト・イットとは? わかりやすく解説

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ポスト‐イット【Post-it】

読み方:ぽすといっと

一端に糊の着いた付箋(ふせん)。必要事項書いて貼り付け不要になれば本や用紙などを傷めることなくはがせる。色や大小接着力強弱など各種ある。商標名

「ポスト・イット」に似た言葉

ポスト・イット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 19:46 UTC 版)

アーサー・フライ」の記事における「ポスト・イット」の解説

フライ代表的な発明品であるポスト・イットが誕生したのは1974年のことである。その年、フライ3M科学者スペンサー・シルバー主催する、彼が1968年開発した接着剤紹介する社内セミナー参加したシルバー開発した接着剤は、特殊な分子構造をしていて、紙を接着するのに十分で、紙を引き剥がしても破れない程度接着力持っていた。当時シルバー自分発明市場利用する方法模索していた。 伝説によれば、夜、教会聖歌隊歌っていたフライは、楽譜ページに栞代わりの紙を挟んでいた。しかし、本を開くと、その場しのぎの栞が落ちてしまうことが多かった1973年ある日曜日フライは、シルバー接着剤使えばページ傷めずに栞を固定できるではないか思いついた。次の日、フライシルバー接着剤サンプル取り寄せた。そして、それを紙の全面塗布すると本からはみ出た部分ベタつくため、端の方にだけ塗布して栞にする実験始めたフライ上司宛てたメモをこの栞に書いて渡したことから、これがポスト・イットへと発展して行った。 しかし、製造上の技術的な問題や、経営陣がこの商品の販売性に疑問持ったことから、構想実現するまでにはさらに数年要した1980年、ポスト・イットは全米発売された。 ポスト・イットの成功により、1986年3Mフライ企業研究員に任命した2004年の夏、フライ陸軍主催数学・科学コンテスト「eCybermission」の審査員務めた2010年フライ全米発明家殿堂殿堂入りした。

※この「ポスト・イット」の解説は、「アーサー・フライ」の解説の一部です。
「ポスト・イット」を含む「アーサー・フライ」の記事については、「アーサー・フライ」の概要を参照ください。

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