ポイントの付け方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 00:52 UTC 版)
各シリーズとも、対象レースにおいて以下のようなポイントを与える。なお、着順のない場合(出走取消、競走除外)については一律に1点を与えることとする。ただし、競走中止と騎手の責任による失格等の場合はポイントを与えない。また2015年より、サマージョッキーズシリーズに限り、降着の有無に関係なく、当該レースで騎乗停止以上の制裁があった場合にはポイントを与えない(例:GIIIで2着で降着処分なし・騎乗停止だった場合には、馬に対しては2着で5点追加、騎手に対しては騎乗停止のためポイント無しとなる)。 2012年・2013年はGIの宝塚記念もサマージョッキーズシリーズの対象であったため、GIでのポイントが設定されていたが、2014年からは対象レースは再度GII・GIIIのみとなる。2010年のみ、当時重賞格付けがなかったレパードステークスは、GIIIと同ポイントとする措置をとった。2020年からは、リステッド競走の米子ステークスが対象レースに加わったため、新たにリステッド競走用のポイントが追加された。 着順GIGIIGIII格付けなし重賞リステッド競走1着 15点 12点 10点 8点 2着 7点 6点 5点 4点 3着 6点 5点 4点 3点 4着 5点 4点 3点 2点 5着 4点 3点 2点 1点 6着以下 1点 出走取消競走除外 競走中止失格騎乗停止(騎手のみ) 0点 このポイントの合計得点が13点以上(マイルのみ12点以上)でなおかつ対象レースで最低1勝以上を挙げた競走馬および騎手のうち、最もポイントを多く獲得した競走馬および騎手が総合優勝となる。2020年から追加されたリステッド競走1勝のみの競走馬および騎手も対象となるため、サマーマイルシリーズおよびサマージョッキーズシリーズにおいては、米子ステークスを勝利すれば、重賞未勝利であっても総合優勝できる可能性が発生することになった。 競走馬の場合、2014年まで同点馬が複数いる場合は着順の上位を多く記録した競走馬を上位の扱いとし、ただしそれでも同じ場合は同点優勝となり、報奨金は等分される。2015年からは同点馬が複数いる場合はどちらも優勝とするように変更された。得点状況によっては優勝馬なしという結果も有り得る。 騎手の場合は、2014年までは以下の順番で優勝騎手を決定していた。こちらも2015年からは同点の騎手が複数いる場合はどちらも優勝とするように変更された。 サマーシリーズポイント最上位 同点騎手が複数いる場合は着順の上位を多く記録した騎手を上位 それでも同じ場合はサマーシリーズの開幕日(函館スプリントステークス)から最終日(セントウルステークス)までの中央競馬における勝利数の多い騎手が上位 それでも同数の場合は2着以下のそれぞれの着順回数のうち上位の着順を得た回数の多い騎手を上位
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