ボブ・マーリーとの出逢いとは? わかりやすく解説

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ボブ・マーリーとの出逢い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 22:12 UTC 版)

高杉弾」の記事における「ボブ・マーリーとの出逢い」の解説

同年4月ボブ・マーリー来日して東京大阪で「奇跡来日公演」を行ったその日高杉弾隅田川乱一東京厚生年金会館行われたボブ公演を観に行っており、ライブ終了後二手分かれて舞台裏楽屋回った。しかし、乱一はステージ前の鉄柵乗り越える際に警備員に見つかって押し問答になった末に落下して骨折しそのまま病院運ばれてしまう(その後、乱一は入院先の春山記念病院見舞いにやって来た工作舎翻訳家村田惠子運命的な出会い果たし結婚する)。一方高杉は乱一が病院送りになったことを知らないまま鉄柵乗り越えて楽屋潜り込み、ついにボブ運命的な邂逅果たした高杉ボブとの出逢いについて次のように回想している。 二十五歳のときに、町で拾った自販機エロ本きっかけで『Jam』とか『HEAVEN』といった月刊誌ズブの素人の状態で作ることになり、やがてボブ・マーリーというジャマイカミュージシャン出会うことになった。場所は新宿厚生年金会館一緒にコンサートを観に行った友人会場の警備員に押されて足を骨折し、ぼくはバックステージボブ会っていた。その日、ぼくはボブとは何の約束もないただの観客だったが、レゲエという音楽かつてない霊的な共鳴感を感じていたぼくは、目の前で歌っている彼の姿に引き寄せられるようにしてバックステージ向かっていた。たぶん、ほんの五分か十分ぐらいの出来事だったと思う。勝手に楽屋入り込み自分作っている雑誌のこと、彼の曲の歌詞について、あと何を喋っただろう…。下手な英語をまくしたてるぼくに、彼は「お前は日本本当兄弟のように感じている」と言い、ぼくが渡したせんべいお礼に、両手一杯ガンジャをくれた。 で、ここに山盛りされたら動けないでしょ。MCやってたやつが横にいたから、「悪いんだけど、そのカバンあけてくれる?」って頼んで、そこにザザーッと入れるしかなかった。あれで頭飛んだね。その翌年にはジャマイカキングストンいましたよ。おれがキングストン行ったときは、ボブフロリダ病院入院する直前だった。それから半年もしないうちに死んじゃった。 なお、この時の体験について高杉は「後になって重要な啓示だったことに気づかされた」と述懐している。

※この「ボブ・マーリーとの出逢い」の解説は、「高杉弾」の解説の一部です。
「ボブ・マーリーとの出逢い」を含む「高杉弾」の記事については、「高杉弾」の概要を参照ください。

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