ボックスティッシュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:39 UTC 版)
「ティッシュペーパー」の記事における「ボックスティッシュ」の解説
一般に2枚組で、30×13×6cmほどの大きさの箱に200組400枚入っているのが標準であるが、紙価格の値上がりに伴い量販店などでは120組240枚~180組360枚等に内容量を減らして一箱あたりの単価を上げないようにしている製品が多く見られる。箱から1組ずつ取り出しやすくなっているのがボックスティッシュの最大の特徴である。当初は箱上部中央に開けた穴から取り出しやすいよう中央に開きがある観音折りであった。近年のものは重ね方を工夫し、1枚引けば次の組の一部が穴から飛び出すようになっているもの(ポップアップ)が一般的である。また、埃が箱に入るのを防ぐためとして、穴に薄いビニールを張った物が多い。最近では環境に配慮し、ビニールではなく箱部分と同様の紙を使用している物もある。また、小型の箱(12×7×4cm程度)に入って提供される場合がある。このサイズはホテルなどの消耗品として使われることが多く、また景品や販売促進用として提供されることもある。 なお、ボックスティッシュは残りの枚数が少なくなると取り出しにくくなるため、底部を押し上げるためのミシン目が入っている製品も多い。また、安定性を高めるためティッシュホルダーなどの専用の箱に収めたり、磁石を利用して鉄板部分(冷蔵庫や事務机など)にくっつける器具を使用することも多い。
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