ホリデーフラワー・ファイアーボール【ホリデーフラワー ファイアーボール】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6782号 |
登録年月日 | 1998年 10月 6日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ホリデーフラワー・ファイアーボール よみ:ホリデーフラワー ファイアーボール |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 10月 7日 | |
品種登録者の名称 | 神野行夫 | |
品種登録者の住所 | 愛知県東海市大田町蟹田61番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 神野行夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ウララNo.1×ボクサム・ホリディー」に「バレーフラワー チェリーライプ」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルとも黄白の地色に紫ピンクのぼかしが入り,リップが正三角形で黄白の地色に鮮赤紫のぼかしが入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは31~60㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は広線形,先端の形は鋭先形,頂点の角度は15~30度,先端の角度は30~60度,葉の長さは45~75㎝,幅は21~30㎜,葉色は緑,葉数は10~12枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝,色は淡緑である。咲き型は抱え咲き,花の横径及び縦径は61~80㎜,ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は湾曲倒卵形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は長ひし形,先端の形は不等微突形である。リップの正面の形は正三角形,先端の形は切形,周縁の反転は無,波打ちは中である。全体的な花色は桃系,花色はドーサル・セパル,ラテラル・セパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート3101)の地色に紫ピンク(同9211)のぼかしが入る,リップは黄白(同3101)の地色に鮮赤紫(同9507)のぼかしが入る。花の香りは無,開花期は初冬である。 「バレーフラワー チェリーライプ」と比較して,ラテラル・セパルの正面の形が湾曲倒卵形であること,リップの正面の形が正三角形であること,セパルの地色が黄白であること,リップ複色部の色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和63年に出願者の温室(愛知県知多郡阿久比町)において,「ウララNo.1×ボクサム・ホリディー」に「バレーフラワー チェリーライプ」を交配し,平成4年にその実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「ホリデーフラワー・レビュー」であった。 |
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