ホテルアソシア名古屋ターミナル
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「柴田秋雄」の記事における「ホテルアソシア名古屋ターミナル」の解説
ホテルアソシア名古屋ターミナルホテルは1974年(昭和49年)11月28日から2010年9月30日までの36年間営業していた東海旅客鉄道(JR東海)系列のホテル。 名古屋駅に直結したこのホテルは、その利便性から創業以来、多くの人々に親しまれてきた。 バブル崩壊後は、駅前の再開発で、周辺には巨大ホテルが立ち並び、客足は遠のき、4期連続の赤字になるほど経営悪化した。その負債総額は8億円にものぼった。この責任でホテル幹部は総辞職。そんな中で、人員削減に成功した柴田が総支配人の座を任されることになった。カフェ・ジンシアーヌなどのホテル内装デザインは世界的建築家と呼ばれたベント・セヴェリンが担当した。 2000年9月の集中豪雨で駅で帰宅できず立ち往生している人々にロビーやレストランを解放し、避難所として提供した。その後、新聞記事で「真心」ホテルNo.1と呼ばれた。 2001年に経営は赤字脱却した。 2007年9月、ホテルで飲食した客8名が食中毒の症状を訴えたため、1週間営業停止となった。名古屋市では食中毒の患者の数が10名以下場合公表の義務はなかったが、マスコミに食中毒が起きたことを発表した。 2010年9月30日付けで運営会社の名古屋ターミナルホテル株式会社は解散した。 2014年2月、ドキュメンタリー映画『日本一幸せな従業員をつくる!~ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦~』公開。その後、この映画は文部科学省選定(平成26年2月19日、少年・青年・成人向き)。 2015年11月19日、フジテレビ『奇跡体験!アンビリバボー 倒産寸前ホテルが奇跡の復活★日本一心温まるおもてなし』でオンエア。
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