ホッケー女子日本代表とは? わかりやすく解説

ホッケー女子日本代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/04 06:57 UTC 版)

ホッケー女子日本代表
愛称 Sakura 桜 (kanji), 櫻 (old kanji), さくら (hiragana), サクラ (katakana) The Cherry Blossoms
協会 Japan Hockey Association
ヘッドコーチ Jude Menezes
主将 Yuri Nagai
ホームカラー
アウェイカラー
アジア大会
出場回数 11 (1982初出場)
最高成績 1st (2018)
オリンピック
出場回数 6 (2004年初出場)

ホッケー女子日本代表(ホッケーじょしにほんだいひょう)は、日本ホッケー協会による女子フィールドホッケーナショナルチームである。愛称は「さくらジャパン」。

概要

1978年ワールドカップ初参加。1992年バルセロナから五輪予選に参加。

しかし、そのバルセロナから3大会分の五輪予選を勝ち抜けなかったため、安田善治郎を2度目の監督に起用。2004年アテネオリンピックを目指すこととなった。安田による「外国勢に勝つには徹底的に走るホッケーしかない」[1]との強化方針が実を結び、2004年3月の予選でアテネへの出場権を獲得した。

それまで、ホッケーの日本国内における知名度はいまひとつだったが、このアテネオリンピック初出場をきっかけに注目を浴びる。日本マクドナルドがスポンサーとなり、また大黒摩季和田アキ子といった有名人のサポートも受け、本大会で8位に入賞。

2006年のワールドカップでも史上最高位の5位に輝いた。

同年のアジア大会では銀メダルとなり、2008年北京オリンピック出場権も獲得した。

日本マクドナルドとの契約終了により先行きが不安視されたが、日本コカ・コーラ日本航空が新スポンサーに就任した。

2007年、北京オリンピックに向けて愛称を募集。全国から寄せられた651通、493種類の案から「親しまれ、愛され、気品と優しさを持つチームになれ」などの願いを込め、日本を代表する花「さくら」の名にちなみ「さくらジャパン」に決定した。2008年の北京オリンピックでは、代表チームの選手16人中9人、スタッフ7人中6人が天理大学ホッケー部関係者(在校生・卒業生・コーチなど)から選出された。

2012年ロンドンオリンピック、2016年のリオデジャネイロオリンピックにも出場し、9位の成績を収めた[2]

成績

夏季オリンピック

ワールドカップ

  • 1978年:6位
  • 1981年:7位
  • 1990年:11位
  • 2002年:10位
  • 2006年:5位
  • 2010年:11位
  • 2014年:10位
  • 2018年:一次リーグ敗退

チャンピオンズトロフィー

  • 2007年:5位
  • 2008年:6位
  • 2012年:5位
  • 2014年:8位

チャンピオンズチャレンジ

  • 2003年:3位
  • 2005年:3位
  • 2009年:3位
  • 2011年:1位

アジア大会

  • 2006年:2位
  • 2010年:3位
  • 2014年:4位

歴代監督

歴代選手

  • 浅野祥代
  • 村上藍
  • 林なぎさ
  • 眞鍋敬子
  • 阿久津智恵
  • 佐藤雅子
  • 田中泉樹
  • 柴田あかね
  • 三橋亜記
  • 大塚志穂
  • 大家涼子

脚注

  1. ^ 『走るしかない』合言葉に - YOMIURI ONLINEより
  2. ^ a b JOC「日本、南アに競り勝ち9位 ホッケー・8日」2012年8月8日、同14日閲覧

関連項目

外部リンク





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