ベルリン・ワルデハイム・バレエ
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「昴 (漫画)」の記事における「ベルリン・ワルデハイム・バレエ」の解説
ユーリ・ミハイロフ ベルリン・ワルデハイム・バレエの芸術監督兼プリンシパル・ダンサー。39歳。アメリカから追放されたすばるをワルデハイムにスカウトし、すばるとニコ・アスマーにヴァルナ国際コンクールへのエントリーを勧めた。 少年のような無邪気さが魅力的で、女性人気が高い。一方、周囲の反応をしたたかに計算する策士的な一面もあり、「スマイリー・デビル」の異名を持つ。好奇心旺盛で、来日時は100円ショップを愛用し、日本の伝統芸能(歌舞伎や能楽)にも興味を持っている。 キャサリン・ハース ワルデハムのプリンシパル・ダンサー。31歳。ユーリのダンスパートナーを務めているが、ユーリが若い新パートナーを探しているのではないかと内心気にしている。 ニコ・アスマー 北欧エストニア出身の黒髪のプリンシパル・ダンサー。19歳の頃(4年前)、ヴァルナ国際コンクール出場直前に飛行機事故で両目の視力を失い、ダンスパートナーの恋人ヴィクトリアを亡くした。2年前に活動を再開し、普段は盲導犬を連れて生活している。 ワルデハイムではソリストとして踊っていたが、すばるに誘われてパ・ド・ドゥ(男女ペアダンス)に挑戦。盲目のハンディキャップを感じさせないコンビネーションを磨きあげ、広く評判を得る。日本公演ではすばるの辛い過去を受け止め、パートナーとしてより深い絆で結ばれる。 振付師ミカエル・エリクソンにオリジナル演目を依頼することを決め、すばるのアメリカ再入国を叶える手立てとして、ふたりでヴァルナ国際コンクールのグランプリ獲得を目指す。ヴァルナではヴィクトリアへの思慕の情にさいなまれるが、決勝のダンスですばるに好意を持っていることを自覚し、演技後の楽屋で交際を申し込む。その7年後、パリ・オペラ座で活躍するすばると結婚する。
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