ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者
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「レオ・ボルヒャルト」の記事における「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者」の解説
第三帝国の無条件降伏から半月後の1945年5月26日に、ティタニア・パラスト映画館においてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して、メンデルスゾーンの演奏会用序曲『夏の夜の夢』とモーツァルトのヴァイオリン協奏曲イ長調、チャイコフスキーの交響曲第4番を上演し、聴衆の大絶賛を浴びた。1週間後には、スイスに亡命中のヴィルヘルム・フルトヴェングラーの代役として、ソ連将校のニコライ・ベルサリンによってベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に抜擢された。反ナチ活動という実績と流暢なロシア語のお蔭で、占領軍と密な関係を結ぶことができた。ただし、上記のような記載がある出版物がある一方で、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のホームページにおいては、ボルヒャルトに関する記述のタイトルが「暫定首席指揮者」とされており、またそのポストへの就任の経緯については「オーケストラによって選ばれ、ベルリン市に任命された」と記載されている。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者としては、全部で22回の演奏会を指揮している。
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