プロテア








●南アフリカを中心として熱帯アフリカに100種ほどが分布しています。低木または小高木で、葉も楕円形から披針形、線形などがあります。多数の花が集まって頭状花序を形成し、それを取り囲む苞葉が赤色やピンク、黄色などに色づきます。暖地では植栽され、切り花やドライフラワーに利用されます。
●ヤマモガシ科プロテア属の常緑低木で、学名は Protea sp.(属の総称)。英名は Sugarbush。
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プロテア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/08 21:56 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動プロテア | |||||||||||||||||||||
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Protea lepidocarpodendron x neriifolia
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Protea L. | |||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||
本文参照 |
プロテア (Protea) は、ヤマモガシ目ヤマモガシ科の属の一つである。
属名の由来
プロテアの名は、ギリシャ神話に登場する、自分の意志でその姿を自由に変えられる神プロテウスに由来する。あまりにも立派で荘厳な花が咲くからである。特に、キングプロテアと呼ばれるP. synaroidesは見事で、南アフリカにヨーロッパ人が到着して以来、南アフリカのシンボル的植物とされ、現在も南アフリカ共和国の国花に指定されている。
特徴
南アフリカから熱帯アフリカにかけて115種ほどが分布している。樹高数十cmから数mの常緑の低木で、幹は直立し、葉は互生で、長い柄があり、革質で厚い。花は枝の先に単生するが、総苞片に包まれた、キク科の植物に見かけが似ている頭状花序で、花序そのものはそれほど華やかではないが、総苞片が鮮やかな色彩で、フリルがつくなど様々な形をしているため、派手な色彩の容器に、あざみやたんぽぽの花を入れたような、ユニークな形をしている。花序は、大きなものでは直径20センチあまりになる。
利用
花持ちがよく、大きな生け花やフラワーアレンジメントなどに用いられる。しかし一般的な切り花や仏花にはやや大きすぎることもあり、一般的な花卉とはいえない。
栽培
多くのヤマモガシ科の木本と同じく、栄養繁殖が難しいため、もっぱら実生から栽培している。種子は、英国などの種苗商からネットで入手でき、発芽は比較的容易であるが、大きめの温室が必要で、開花まで5年以上かかる。
「プロテア」の例文・使い方・用例・文例
- 逆転写酵素抑制剤とのプロテアーゼ抑制剤の複合
- HIVの治療に使用されるプロテアーゼ抑制剤(商号クリクシバン)
- 他の薬と結合して通常HIVを扱う際に使用されるプロテアーゼ阻害剤(商標名ビラセプト)
- HIVを治療するのに使用されるプロテアーゼ阻害剤(商標名ノービル)
- HIVを治療する際に使われる弱いプロテアーゼ阻害剤(商品名Invirase)
- 堅い互生葉と密集した色彩に富んだ球果に似た頭状花序を持つ、プロテア属の熱帯アフリカの低木の総称
- プラスミノゲンをプラスミンに変化させ繊維素溶解を始める腎臓に形成されるプロテアーゼ
- プロテアーゼという酵素
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