プロジェクト・セリンジャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/09 07:12 UTC 版)
「バレーボールイスラエル女子代表」の記事における「プロジェクト・セリンジャー」の解説
この数年来イスラエル女子バレーボール代表チームの躍進は、国内の他スポーツチームのロールモデルとされた。監督にアリー・セリンジャーが復帰してから、代表チームは「プロジェクト・セリンジャー」と呼ばれた。このプロジェクトは2012年のロンドンオリンピック出場を目標に、2007年夏に始動した。特別なトレーニングがチームメンバーに課され、チームは進化を遂げていく。 2010年春、イスラエル代表は2011年ヨーロッパ選手権予選に出場し、ウクライナ、イギリス、スロバキアとともにC組に入った。C組では4勝2敗で2位となり、一気に予選突破はならずベラルーシとのプレーオフに回った。 2010年9月4日にアウェイのミンスクで行われたプレーオフ初戦に2-3(19–25, 18–25, 25–18, 27–25, 15–13)のフルセット負けで惜敗。プレーオフ第二戦は一週間後にホームのラーナナで1500人の観客を集めて行われ、見事に3-1(25–22, 16–25, 25–20, 26–24)で勝利した。ヨーロッパ選手権は前回出場から数えて、実に39年ぶりの出場である。 イスラエル代表は2010年6月に2010年バレーボール女子欧州リーグに初見参し、トルコ、スペイン、ギリシャとともにB組となった。この組を2位で通過したイスラエル代表は、同年7月にトルコのアンカラで行われた欧州リーグ決勝ラウンドに歩を進めた。決勝ラウンドでは、セルビアに0-3、トルコにも0-3で敗戦したが、同リーグで4位となった。これはあらゆる国際大会を含めてもイスラエル代表の最高成績である。
※この「プロジェクト・セリンジャー」の解説は、「バレーボールイスラエル女子代表」の解説の一部です。
「プロジェクト・セリンジャー」を含む「バレーボールイスラエル女子代表」の記事については、「バレーボールイスラエル女子代表」の概要を参照ください。
- プロジェクト・セリンジャーのページへのリンク