プレメトロについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 07:19 UTC 版)
「ブリュッセル・プレメトロ」の記事における「プレメトロについて」の解説
ブリュッセル市電の地下区間のうち、1960年代以降開通したものは「プレメトロ(フランス語版)」と呼ばれており、プラットホームや架線(架空電車線方式)などの施設は従来の路面電車と同じ規格で建設されている一方、トンネルの規格は路面電車よりも高規格の地下鉄用車両が走行可能な設計となっている。これは将来的に高規格の地下鉄へ転換する事を前提に計画が行われたためであり、名称も「地下鉄(メトロ)以前(プレ)」と言う意味を持つ。そのため、最初のプレメトロであった東西区間が1976年に、市内中心部を囲む形で建設されたシモニス(Simonis) - ブリュッセル南駅間が1988年に、それぞれ第三軌条・高規格のブリュッセル地下鉄へと転換されている他、2020年現在プレメトロとして営業運転が行われている南北線についても後述の通り2024年に地下鉄へ転換される事が決定している。 プレメトロの改札口(Beurs / Bourse駅、2014年撮影) プレメトロ区間へ進入する路面電車(1984年撮影) 1988年に地下鉄(ブリュッセル地下鉄)へ転換された区間(1985年撮影) シューマン駅(Schuman)を含む区間は1976年に地下鉄へ転換された(2015年撮影)
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