プルプルぷろぺら
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「月刊少年チャンピオン」1976年12月号から1977年5月号まで、全6話が掲載された鴨川の初連載作品。本作の主役は、父親から譲り受けた旧日本軍の戦闘機「飛燕」のエンジン未搭載機(通称「首無し飛燕」)を改修して空を飛ばすことを夢見る高校生の少年「新藤雅則」で、しげるやワイルドキャットのメンバーなどのキャラクターは、この新藤君の同級生として脇役で登場する。 まだ画力が未熟であり、初期と末期では画風にはっきりとした違いがあるほか、しげるは初期話数では正面顔の表現が異なる。また、周辺キャラクターの大半は『ドラネコ・・』には登場しないキャラクターである。 ストーリーは新藤君とその片思い(実際は相思相愛なのだが、双方とも気づいていない)の相手「高野さん」とのすれ違いを描く、当時の少年マンガとしては珍しいいわゆるロマコメである。ギャグマンガである『ドラネコ…』に対してシチュエーション・コメディであり、ほのぼの色がやや強い。単行本化されていない。 一部の話中に鴨川自身が登場し状況解説するシーンがあるが、その際の容姿は後年の「燕を擬人化したもの」ではなく、「多少カールのかかった長髪をヘアバンド或いはバンダナで結んだ人間」として描かれている。
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