プラスeの成長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/11 01:04 UTC 版)
ガスト全店への導入により、プラスeは2002年(平成14年)4月に約1,000店舗15,000台以上設置された。同年5月には上映時間が2分から10分程度の短編映画の配信を開始、オムニバス・エンターテイメントはプラスeに1曲100円でミュージック・ビデオを本格的に配信する決定を下した。翌6月にはソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング(現・SBクリエイティブ)と協力し、日韓ワールドカップ開催による利用増を見込んで、中田英寿らが出場するセリエAのサッカーの試合の有料配信を開始した。 2003年(平成15年)もコンテンツの充実が進み、4月にはワイルドカードと協力して「ディズニー・オン・プラスe」と称したディズニーキャラクターが登場する4つの占い・ゲームの配信が始まり、5月にはバンダイグループ各社によるゲーム配信、7月にはプライム(現・CJプライムショッピング)がテレビショッピング無料提供、8月にはナムコによるゲーム配信、2004年(平成16年)4月にはエポック社によるシルバニアファミリーのゲーム配信が開始された。2003年(平成15年)9月、日本アイ・ビー・エムと共同開発した料理の注文機能も付加した新端末の試験導入が始まり、安楽亭と焼肉屋さかいで試験的に採用された。この新端末は単に注文ができるだけでなく、林家こぶ平(現・9代目林家正蔵)やあさりどらお笑いタレントが店員に扮して画面に登場し、おすすめメニューを提案するという娯楽性も付加していた。同年12月18日付の日経MJは「コンビニの棚の取り合いのような状況になりつつある」と、コンテンツを提供する各社の間でプラスeが高い関心を集めていることを報じた。一方、2003年(平成15年)8月の設置台数は約1,000店舗約16,000台と大きく変化していない。
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