プラスEXカード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 13:51 UTC 版)
プラスEXカードは東海道新幹線のチケットレス化を目指し、2008年3月29日から導入されたサービスである。特急券ではなく専用のICカードなどを使用して、スピーディな乗車や乗り継ぎを実現することを狙いとする。 プラスEXの会員に別途貸与される「プラスEXカード」と会員のプラスEXの情報をひも付けし、自動改札機にICカードなどをタッチした時に、会員の予約購入した乗車券・特急券の情報を確認してチケットレスで通過できる。 モバイルSuicaのチケットレスサービス(モバイルSuica特急券)と異なり、利用者が自分でモバイルSuica搭載携帯電話機にきっぷの情報をダウンロードするのではなく、自動改札機通過時に会員の予約情報との照合が行われて通過を判定し、EX-ICカードなどにきっぷの情報が格納される。 自動改札機にEX-ICカードなどをタッチすると、利用する列車や座席番号などが記載された「ICご利用票」が出力されるほか、改札内などにある座席情報表示機でもカードをタッチすると座席などの情報が表示され、乗車直前の確認の役目を果たす。万が一「ICご利用票」を取り忘れて乗車した場合は、車内で車掌が所持している車掌携帯端末機にかざすと、号車及び座席番号がわかる。
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