プチフェアリー【プチフェアリー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10551号 |
登録年月日 | 2002年 9月 4日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | プチフェアリー よみ:プチフェアリー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 9月 4日 | |
品種登録者の名称 | 横浜植木株式会社 | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市南区唐沢15番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 矢澤秀成 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統にDianthus chinensisの育成系統を交配して育成されたものであり、花は鮮紫赤色の盛咲で、かなり小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物及び花壇向きの品種である。草姿は開張、開花時草丈は極低、節数は少である。茎の長径は細、硬さは中、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は無、立茎数は多、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に下部、節間長は短、最長節間の位置は第6節である。葉全体の形は披針形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻かない、最大葉長はかなり短、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は無である。つぼみの形は球形、大きさは小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はかなり小、花色は鮮紫赤(JHS カラーチャート9707)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さはかなり浅、花弁の長さは短、幅は狭、数は少、ほう葉の形はⅣ型、数は4枚、長さは短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは細、長さは短、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はかなり晩生、がく割れの難易性は中である。「フィーリング スカーレット」と比較して、花色が鮮紫赤であること、花弁の波状程度が平であること、早晩性がかなり晩生であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の温室(神奈川県横浜市)において、出願者所有の育成系統にD. chinensisの育成系統を交配し、その胚珠を培養した開花株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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