ブランド名および事業遷移
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 08:40 UTC 版)
DENON およびその片仮名読みであるデンオンは1939年(昭和14年)に設立された株式会社日本電音機製作所とそのブランド名に由来する。日本電音機製作所は1944年(昭和19年)に日本電気音響株式会社と社名を変えた。1947年(昭和22年)に日本コロムビア株式会社の系列下となり、1963年(昭和38年)には吸収合併されて日本コロムビアの音響機器事業のブランド名となったが、日本コロムビアの経営再建のため2001年(平成13年)に株式会社デノンへ事業譲渡された。 上記のように "DENON" は社名の「電音機」に由来し、読みは本来「デンオン」であり日本国内ではそう呼ばれていたが、海外では発音しにくいため「デノン」と呼ばれていた。新会社には「デンオン」の商標も譲渡されたが、社名には国際的に通用していた「デノン」を採用した。「デンオン」の読みは事業譲渡後もコロムビアのクラシック系レーベルとして使われている(後述)。 2001年(平成13年)10月1日 - 日本コロムビアのAV(オーディオ&ビジュアル)機器製造部門が分離独立し、株式会社デノン設立。リップルウッド子会社のニューデノンが日本コロムビアからデノン株式を98%買収し、連結子会社化する。 2002年(平成14年)5月14日 - 日本マランツ株式会社と株式移転によって株式会社ディーアンドエムホールディングスを設立し、同社の完全子会社になる。 2005年(平成17年)4月1日 - 株式会社ディーアンドエムホールディングスと合併し、民生機の販売会社である株式会社デノンコンシューマーマーケティングを分割する。D&Mホールディングス傘下のブランドカンパニーにはマランツ・マッキントッシュ・ラボ・D&Mプロフェッショナル・SNELL・ボストンアコースティックなどがあるが、合併後も各々の設計部や販売網は独立して現在[いつ?]は管理部門のみを統合しており、マランツ等との差別化はできている。その中でDENONは故障しやすいという特徴が顕著である。[要出典]
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